漫画家と料理人。
- sak-cooking
- 2016年10月7日
- 読了時間: 2分

今日は週最後のレッスン。
お越しいただいた皆さま、今日も楽しいレッスンをありがとうございました。
いつもいつも感謝の気持ちでいっぱいです。
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昨夜ふとTVをつけたら、たまたまEテレで、漫画家・浦沢直樹さんの番組をしていました。
普段TVを見る時間も余裕もあまりなく、ましてやドキュメンタリーなんてそうそう見ることのない私。
アイロンをかけながら見ようと思っていたのに、気が付けばアイロンそっちのけで見入ってしまいました。
若い頃「YAWARA」や「20世紀少年」等々、浦沢さんの漫画は色々読んだことはあったので、
どんな方なのだろうと見始め、1分も経たないうちに釘付けに。
ファンと言えるほどでもないのですが、浦沢さんの仕事に対する妥協を許さない姿勢、
納得するまで何枚も原稿を書く真剣な目に、すごく胸を打たれました。
番組の最後に浦沢さんがおっしゃった言葉。
「自分の漫画を誰かが読んで、面白いと言ってくれることが奇跡。
面白いと思ってくれる人が1人でもいるうちは、自分に課せられた天職としてやらなければいけない」
私は漫画家ではありませんが、自分の手で料理を生み出し、来て下さる方に食べてもらう、
「クリエイター」という大きな括りでは共通するお仕事。
私の料理、スタイルを良しと思ってくださる方が1人でもいるうちは、妥協せず、
常に向上することを意識してやらなければと改めて思いました。
毎日が勉強、気を引き締めて。
TOP画像はこの秋の手仕事の渋皮煮です。
手間のかかる仕事もこつこつと。
でもまだまだ自分に甘い自分がいます。
妥協を許さない自分になりたい。
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