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漫画家と料理人。

  • sak-cooking
  • 2016年10月7日
  • 読了時間: 2分

今日は週最後のレッスン。

お越しいただいた皆さま、今日も楽しいレッスンをありがとうございました。

いつもいつも感謝の気持ちでいっぱいです。

*****

昨夜ふとTVをつけたら、たまたまEテレで、漫画家・浦沢直樹さんの番組をしていました。

普段TVを見る時間も余裕もあまりなく、ましてやドキュメンタリーなんてそうそう見ることのない私。

アイロンをかけながら見ようと思っていたのに、気が付けばアイロンそっちのけで見入ってしまいました。

若い頃「YAWARA」や「20世紀少年」等々、浦沢さんの漫画は色々読んだことはあったので、

どんな方なのだろうと見始め、1分も経たないうちに釘付けに。

ファンと言えるほどでもないのですが、浦沢さんの仕事に対する妥協を許さない姿勢、

納得するまで何枚も原稿を書く真剣な目に、すごく胸を打たれました。

番組の最後に浦沢さんがおっしゃった言葉。

「自分の漫画を誰かが読んで、面白いと言ってくれることが奇跡。

面白いと思ってくれる人が1人でもいるうちは、自分に課せられた天職としてやらなければいけない」

私は漫画家ではありませんが、自分の手で料理を生み出し、来て下さる方に食べてもらう、

「クリエイター」という大きな括りでは共通するお仕事。

私の料理、スタイルを良しと思ってくださる方が1人でもいるうちは、妥協せず、

常に向上することを意識してやらなければと改めて思いました。

毎日が勉強、気を引き締めて。

TOP画像はこの秋の手仕事の渋皮煮です。

手間のかかる仕事もこつこつと。

でもまだまだ自分に甘い自分がいます。

妥協を許さない自分になりたい。


 
 
 

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